小説家は 読者からの手紙をネタにして生業とする まことに結構なお仕事で 太宰も女学生からの手紙を素材に執筆して 仲間からも誉められた。 楽屋落ちとしても笑えると感じた。
書斎や日記や生原稿など、作家の日常を知りたいと昔は思っていた。どんな本が書斎に並んでいるか、どんな筆跡をしているか、など興味があった。 特に、書斎は乱雑の方が良い。安吾の書斎の写真は見た記憶は薄いが、想像はできる。書斎の布団に女が居たかは分からぬが、恋愛論などを読むと執筆の合間に女を抱いていたとは考えられない。想像はしていたかもしれぬが。
タイトルが面白そうだったので読んだけど、エッセーでした。こんなタイトルの話し、坂口安吾さんなら面白く書けそうなのに、と。
万年床とは他人の事は言えまへんで、かく言うあっしがそうですんで安吾はんの気持ちはようわかりますわ。 全く書斎なんてもんは他人にお見せするもんではなかでっせ。パンツ脱いでるようなもんや。本を見ればどんな思想を持った輩か直ぐバレますわ。けんど、ほんまに読んどるかは知らんがね。 女を喜ばせはります、立派なOOを持ってるかってやつでっせぇ! 他人(女)に見せちゃあきまへんでぇ~。