「将棋の鬼」の感想
将棋の鬼
しょうぎのおに
初出:「オール読物 第三巻第四号」1948(昭和23)年4月1日

坂口安吾

分量:約11
書き出し:将棋界の通説に、升田は手のないところに手をつくる、という。理窟から考えても、こんなバカな言い方が成り立つ筈のものではない。手がないところには、手がないにきまっている。手があるから、見つけるのである。つまり、ほかの連中は手がないと思っている。升田は、見つける。つまり、升田は強いのである。だから、升田が手がないと思っているところに手を見つける者が現れゝば、その人は升田に勝つ、というだけのことだろう。将...
更新日: 2020/10/25
yopparariさんの感想

テレビや新聞で見る棋士たちのイメージとは違って、実際の彼らは漫画3月のライオンのように眩しく激しく生きてるんだなと思った