安吾は一人相撲を取っているな。津世子が彼を愛しているのは明らかだが彼は自分には能力はあるが現実には貧乏である。だから彼女は自分を尊敬しながら蔑んでいると思い込んでいる。それで自滅しているな。
安吾 と 女流文学者との恋は ややこしいものだと思った、 創造的な 活動をしている 二人には 実際の 人間と 創造 上の 人間が 混在する。 矢田津世子には 同性愛の 恋人もいる。 つまりは 四角関係ならぬ 五角関係となるので くんずほぐれつ わけがわからない方が 普通だと思うことにした。
矢田世津子の写真を見た。 美人である。 坂口安吾はどうだ? 美男子ではない。 そんな二人がプラトニックなのか?
矢田津世子氏を書いた文章の中でも最高傑作だと思います。殆ど安吾氏の主観だけど、そこから透けて見える矢田氏の人柄。この二人は、恋愛自体が物語性富み過ぎてて読んでて辛い