関東大震災のルポである。 通信遮断され 伝書鳩が 活躍したとある。 避難指示を 自らの命の絶えるまで 声を枯らし続けて 焼死した老巡査の話しなど 涙なくしては 読み進めないと感じた。
関東大震災時の被害状況や罹災者、政府の動きなどが記された一級の資料です。改めてその被害の大きさや、後の防火対策に繋がっている事がらについて考えさせられました
地震そのものの被害も大きいが 火災や、避難した場所で 逃れることの出来ない状況での圧死など 痛ましくて 読むのが 辛い。 外国からの支援物資や募金など 次から次へと 届いたとあり 目をみはるおもいが しました。 各国の工夫が 素晴らしい。
昔も今も、良くも悪くも、変わらないのだなと思いました。