「大震火災記」の感想
大震火災記
だいしんかさいき
初出:「赤い鳥」1923(大正12)年11月

鈴木三重吉

分量:約31
書き出し:一大正十二年のおそろしい関東大地震の震源地は相模《さがみ》なだの大島《おおしま》の北上《きたうえ》の海底で、そこのところが横巾《よこはば》最長三海里、たて十五海里の間《あいだ》、深さ二十ひろから百ひろまで、どかりと落ちこんだのがもとでした。そのために東京、横浜、横須賀《よこすか》以下、東京湾の入口に近い千葉県の海岸、京浜間《けいひんかん》、相模の海岸、それから、伊豆《いず》の、相模なだに対面した海...
更新日: 2022/04/06
19双之川喜41さんの感想

 関東大震災のルポである。 通信遮断され 伝書鳩が 活躍したとある。 避難指示を 自らの命の絶えるまで 声を枯らし続けて 焼死した老巡査の話しなど 涙なくしては 読み進めないと感じた。

更新日: 2019/06/03
8415d2c5f574さんの感想

関東大震災時の被害状況や罹災者、政府の動きなどが記された一級の資料です。改めてその被害の大きさや、後の防火対策に繋がっている事がらについて考えさせられました

更新日: 2016/04/23
a98a2cd23bf1さんの感想

地震そのものの被害も大きいが 火災や、避難した場所で 逃れることの出来ない状況での圧死など 痛ましくて 読むのが 辛い。 外国からの支援物資や募金など 次から次へと 届いたとあり 目をみはるおもいが しました。 各国の工夫が 素晴らしい。

更新日: 2016/04/19
0c3cda46a6a8さんの感想

昔も今も、良くも悪くも、変わらないのだなと思いました。