坂口安吾の観察に基づく話。処女に関しての自説が展開される。が、話の核は旧来の貞操観念の否定であり、処女の自説の方は単なる悪ふざけであるように、感じた。
多大に坂口の妄想が含まれている。女性は読まないほうがいいかもね。反吐が出る。男が想像する貞操と女性が思うものとはまた違う気がする。 処女がいい悪いでもないけど、妊娠する可能性や強姦の危険とか男の童貞とか性欲と並べて考えるのはおかしい。 妊娠の可能性のない男が語ってもダメでしょ。全く同意できない。 魂だけ高潔なら性に奔放でいいわけがない。お前も自由にしていいよ、俺も自由にやるからさ!って責任とりたくない男の言い訳にしか聞こえない。