「俗物性と作家」の感想
俗物性と作家
ぞくぶつせいとさっか
初出:「東京新聞 第一六九一号~一六九二号」1947(昭和22)年5月27日~28日

坂口安吾

分量:約6
書き出し:(上)先日高見順君の文芸時評に私の「逃げたい心」の序文の文章をとりあげて、作家は外部条件に左右されて、作品が書けたり書けなかったりするようではダメなので、作品は作家が書くべきもの、「もっとマシな作品」が書けるはずで、書けなかったなどというのはウソだ。能力がないから書けないだけだ、と言っているが、果してそんなものか、文学とか人生というものがそんなに必然的に動いて行ってくれるものか、これは高見君へのお...
更新日: 2016/11/01
652a80165a76さんの感想

つまり傑作書いて欲しけりゃ作家にしっかり金出せよ!っと言いたいんですね。なるほど。