「大望をいだく河童」の感想
大望をいだく河童
たいもうをいだくかっぱ
初出:「アサヒグラフ 第四八巻第三号」1947(昭和22)年7月16日

坂口安吾

分量:約3
書き出し:昔、池袋にすんでいたころ、小学校の生徒に頻りに敬礼されて、その界隈を遠廻りに敬遠して歩かねばならなくなったが、僕に似た先生がいたに相違ない。戦争中、神田の創元社へよく遊びにでかけたが、日大生に時々敬礼された。何先生が僕に似ているのか気にかかった。まだ焼けて幾日にもならぬ高田馬場駅で、夜であったが、軍服の青年(将校らしい)に挨拶され、第二高等学院の何々先生ではありませんか、とこれは明らかに名前を言わ...
更新日: 2020/11/07
yopparariさんの感想

ハハハ笑

更新日: 2016/10/23
喜助さんの感想

非常に短いがとても面白かった。 小林秀雄と坂口安吾の仲の良さが微笑ましい。 同作者の『酒のあとさき』や『二十七歳』では中也に絡まれているシーンが書かれていたが、中也とも、小林とも、こうして酒を飲んでいたのだろうか。 同時代の作家同士の繋がりが伺い知れるのは面白い。

更新日: 2016/10/22
7a017c35b400さんの感想

大作家達のユーモラスな面が見えておもしろい。