「論語物語」の感想
論語物語
ろんごものがたり
初出:「現代」大日本雄弁会講談社、1938(昭和13)年

下村湖人

分量:約335
書き出し:序文論語は「天の書」であると共に「地の書」である。孔子は一生こつこつと地上を歩きながら、天の言葉を語るようになった人である。天の言葉は語ったが、彼には神秘もなければ、奇蹟もなかった。いわば、地の声をもって天の言葉を語った人なのである。彼の門人達も、彼にならって天の言葉を語ろうとした。しかし彼等の多くは結局地の言葉しか語ることが出来なかった。中には天の響を以て地の言葉を語ろうとする虚偽をすら敢てする...
更新日: 2022/02/22
e1a440ddbd6bさんの感想

人生の後悔も、これからの目標も全てここに書かれていた。漢詩の中に閉じこめられていた孔子と弟子たち、阻止です周囲の人たちが活き活きと動き始める名著。

更新日: 2020/10/10
19双之川喜41さんの感想

 論語は 約伍百章からなり うち百三十章について 物語化したのが本書であり 考証に耐えるものではないと 冒頭 湖人が述べている。 何処から読んでも よいわけで なかなか手ごわく 理解できないものもある。 委細かまわず  立ち向かってみる価値は 勿論あると感じた。

更新日: 2016/04/30
b9a19fa07da5さんの感想

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