「貉」の感想
むじな

小泉八雲

分量:約4
書き出し:東京の、赤坂への道に紀国坂という坂道がある——これは紀伊の国の坂という意である。何故それが紀伊の国の坂と呼ばれているのか、それは私の知らない事である。この坂の一方の側には昔からの深い極わめて広い濠《ほり》があって、それに添って高い緑の堤が高く立ち、その上が庭地になっている、——道の他の側には皇居の長い宏大な塀が長くつづいている。街灯、人力車の時代以前にあっては、その辺は夜暗くなると非常に寂しかった...
更新日: 2023/08/13
8eb05d040692さんの感想

これぞ怖い話し!

更新日: 2022/04/10
08827f8627d5さんの感想

旦那が仕事をしないて遊んでばかり居るので、嫁さんと旦那の友人がお化けに変装して懲らしめる話しもありますね。最初は娘、屋台の主人、家に逃げ帰ると嫁さんの顔も。最後に二人から話しを聞き安心するんですが、じゃあ最初の娘は誰だ?って事でゾッとします。私はこの話しの方が好きです。

更新日: 2020/12/17
19双之川喜41さんの感想

 むじなに 騙された話です。 短いけど 念入りに 驚かせてくれました。 紀国坂の辺りが そんなに寂(さび)れたところとは 知りませんでした。 著者の作品は 全部読んでみたいような 気になりました。

更新日: 2019/10/21
ec48dba605e8さんの感想

古典的怪談、昔テレビで見た覚えもあります。実際こんな体験をしたら腰をぬかすだけにとどまらないだろうな。 実際は貉=狸にばかされてるんだけども。要は狸の悪戯なんですね。

更新日: 2019/02/02
348cbc0e93a2さんの感想

知らずに読んでいたが、まさかのっぺらぼうの話とは思わなかった。 こうなると、何故顔のない妖怪がのっぺらぼうと呼ばれるようになったのかが気になる。

更新日: 2018/04/30
458a0bcdfa2eさんの感想

積年の名著をこうして読ませて頂けるのは本当にありがたいです。 こちらは、かの有名なのっぺらぼうのお話。元々は貉だったのだなぁと勉強になりました。短文ですが満足度が高いです。

更新日: 2017/12/30
9498c6414aaaさんの感想

短い文章ですが古き日本の良さが感じられる描写で、現代ではそのような暗がりのある風景は過去のものになってしまいました。

更新日: 2017/12/17
d27e0b9c452aさんの感想

久しぶりにわくわくした! 子供の頃に聞いた話を思いだしながら、懐かしく読みました。

更新日: 2017/06/20
イリュージョン亭チェリスさんの感想

のっぺらぼうのあれですな。

更新日: 2016/07/15
5426f25bea03さんの感想

小泉八雲の『狢』とは、いわゆる妖怪の「のっぺらぼう」の話しであったか。 いわゆる「狸が人をだます」ということであろう。 狢とは穴熊のことであるが、むかしは穴熊と狸は「似たようなもの」とされており、「同じ穴の狢」と、同じ穴に種類の違う狢と狸が入っていて仲間だという言葉がある。 この小説にもあるように狢も人を騙すと思われていたのであろう。

更新日: 2016/01/18
さんの感想

狢とはのっぺらぼうのことなのか

更新日: 2016/01/11
一ノ瀬さんの感想

狢と言われるとピンと来ない人も、のっぺらぼうといえば知らない人の方が少ない話だと思います。改めて読んでみてもシンプルに怖くておもしろい話でした。重ね重ね描写されていた商人の親切さが良かったと思います。

更新日: 2015/12/05
うぃ。さんの感想

最後の一文が好き!

更新日: 2015/11/01
a52341ccff36さんの感想

面白かったです。。。これは百年あまり前の日本奇妙物語みたいな物語ではありませんか。そっくり。もし百年あまり前にTVもあればきっとこれも映像化されるんでしょうね。先ほどpodcastというアプリにこの作品の朗読を聞いてとても面白いと思って青空でもう一回読んでいました。興味津々。