「餅のタタリ」の感想
餅のタタリ
もちのタタリ
初出:「講談倶楽部 第六巻第一号」1954(昭和29)年1月1日

坂口安吾

分量:約22
書き出し:餅を落した泥棒土地によって一風変った奇習や奇祭があるものだが、日本中おしなべて変りのないのは新年にお餅を食べ門松をたてて祝う。お雑煮の作り方は土地ごとに大そうな違いはあるが、お餅を食べ門松をたてて新春を祝うことだけは日本中変りがなかろうと誰しも思いがちである。意外にも、新年にお餅も食べず門松もたてない村や部落は日本の諸地にかなり散在しているのだが、上州には特に多い。その上州でもある郡では諸町村の大...
更新日: 2019/10/28
19双之川喜41さんの感想

 新年に 御節は食べず 餅も食わず ひどくまずいウドンを 三が日間ひたすら食する風習の地が あるそうで 本当に 今でも 守っている人いるのでしょうか。 安吾は 博学で 他の無頼派とは 異なる点が あるようです。