「アグニの神」の感想
アグニの神
アグニのかみ
初出:「赤い鳥」1921(大正10)年1月、2月

芥川竜之介

分量:約22
書き出し:一支那《シナ》の上海《シャンハイ》の或《ある》町です。昼でも薄暗い或家の二階に、人相の悪い印度《インド》人の婆さんが一人、商人らしい一人の亜米利加《アメリカ》人と何か頻《しきり》に話し合っていました。「実は今度もお婆さんに、占いを頼みに来たのだがね、——」亜米利加人はそう言いながら、新しい巻煙草《まきたばこ》へ火をつけました。「占いですか?占いは当分見ないことにしましたよ」婆さんは嘲《あざけ》るよ...
更新日: 2019/10/29
19双之川喜41さんの感想

 丁寧に読み進んでも 誰かやったのかは 解らんのです。 まあ 神か人かも見当がつきません。 謎を残す結末は 嫌いではありませから 気に入ってます。