トロッコで遠くまでいって歩いて帰ってくるだけの話。 ただそれだけの話をこれだけ読み応えある作品に出来るのを見ると、突飛な設定やオリジナリティなんて無くても小説は書けるのだなと感心する。
幼い頃 チンドン屋の後ろに付いていって 帰り道が 判らなくなり 泣きながら帰ったことを思い出す。 ましてや 暗い ひとけのない軌道を戻って来るのだから 哭(な)ききるのが大変だったろうと感じた。
いつ読んでもほっこりします(*´ω`*)
鳥肌立つ。こんな短いのに情景が浮かぶ。話の筋は全然大したことないのにドラマがある。芥川賞の受賞者もこうなって欲しい。
幼い時が一番たのしいんだよな。。こわい思いをしても、後には楽しかった、あの頃は良かった。あの頃の景色は最高だったと。。ずっと断続的に続いていた頭から離れないのであれば、やはりその当時のことが宝の思い出のようになっているんでしょうな。わくわくした事を実際やったのだから。
子どもの頃の冒険ってホントこーゆー感じだよねえ
幼い頃に見たこと知ったこと感動したこと、年月が経ちふと蘇る記憶は、人生の在り方をひしひしと痛感しつつあるのだろう。
子供の頃は 大人が思いもよらないことに憧れて その想いは 本人にしかわからない貴重な体験に繋がる。 事柄は違っていても こういう子供時代の 複雑な心境のおもいでが 誰しもあるのだろうとおもいます。 瑞々しさと あまずっぱさを感じました。
スピード感がすごい
ぼくも乗ってみたいです。 芥川龍之介さん、オススメです。
面白いですよ