第二次世界大戦ーー太平洋戦争ーー終結後、GHQの主導で完成した『日本国憲法』の中学1年生向けのガイドブックとのことですが、要点が良く分かる素晴らしい本だと思います。昨今、憲法改正が与党主導で議論されていますが、この機会に、是非、この本をご一読頂くと宜しいかと思います。現代仕様に、各省庁名や政党名その他を改訂すれば、現代の小中学校の社会科のサブテキストとして使えると感じました。
この時期 チラ見で良いから 様々な 立場の なるべく多くの人が 目を通すことは 無用な 混乱を避け 国を 強くするかもしれない。 衆愚(しゅうぐ)といわれ 結果に泣きを見ないために 投票行動を 習慣化しようと 思うのである。
これを読むと、日本人の戦争に対する反省や今後の決意などが少しづつ見えてきた。マッカーサー草案により作られた日本国憲法の説明、理念などを当時の国民にわかりやすく説明するツールであるという大義をなしていると思う。またこの本自体、当時の朝鮮情勢の影響により副読本として扱われたらしい。現在は電子書籍等で比較的容易な入手が可能になったため憲法改正の声が多く上がっているこのご時世に生きる我々だからこそ1度は目を通した方がいいのかもしれない。自分たちの生活に深く関わり、無責任な事ではないという認識のもと生活する事の大切さをこの本を通じて考え出せられた。
中学生向けなのでとても優しい文章で読みやすいです。憲法改正の賛成反対どちらの考えでも、一度は読んどいた方がいいです