「南島譚」の感想
南島譚
なんとうたん

02 夫婦

02 ふうふ初出:「南島譚」問題社、1942(昭和17)年11月

中島敦

分量:約20
書き出し:今でもパラオ本島《ほんとう》、殊にオギワルからガラルドへ掛けての島民で、ギラ・コシサンと其《そ》の妻エビルの話を知らない者は無い。ガクラオ部落のギラ・コシサンは大変に大人しい男だった。其の妻のエビルは頗《すこぶ》る多情で、部落の誰彼と何時《いつ》も浮名を流しては夫を悲しませていた。エビルは浮気者だったので、(斯《こ》ういう時に「けれども」という接続詞を使いたがるのは温帯人の論理に過ぎない)又、大の...
更新日: 2022/02/25
19双之川喜41さんの感想

 抱腹絶倒するので 覚悟しよう。 三角関係は 『戀喧嘩』なるもので 決着をつけるのが しきたりである。 素手で 全裸になるまで 掴み合い 勝利者は 常に正しいとされる。 わかりやすく 見物人は 裸喧嘩を 堪能すると感じた。

更新日: 2019/11/20
b9ef941530ccさんの感想

中島敦の南島譚は、中島敦自身が南洋パラオに行って、女達が男の取り合いの喧嘩をする祭の様なものを取り上げた話。あまり面白くない。

更新日: 2019/05/21
a1d488c47db1さんの感想

名作やねえーー。