「小学生全集に就て(再び)」の感想
小学生全集に就て(再び)
しょうがくせいぜんしゅうについて(ふたたび)
初出:「文藝春秋」1927(昭和2)年6月号

菊池寛

分量:約4
書き出し:小学生全集について、先月も書いたが、今月も少しかきたいと思ふ。自分は、とにかく此全集には、全力をつくして当るつもりである。自分の担当して居る各巻については、一字一句もゆるがせにしないつもりである。自分は、先に「小学童話読本」編輯以後も、「新小学童話読本」編輯のために、一昨年来数名の編輯員を常置して、あらゆる方面の童話を蒐集してあるから、今回の「小学生全集」中第一巻第二巻の「幼年童話集」、第七巻第八...
更新日: 2017/02/03
b9ef941530ccさんの感想

菊池寛は小学生全集に想いをかけて、貧しい小学生に奨学金としたい。文藝春秋社の不沈を掛けた全集の売り込み宣伝文。