「アインシュタインの教育観」の感想
アインシュタインの教育観
アインシュタインのきょういくかん
初出:「科学知識」1921(大正10)年7月

寺田寅彦

分量:約23
書き出し:近頃パリに居る知人から、アレキサンダー・モスコフスキー著『アインシュタイン』という書物を送ってくれた。「停車場などで売っている俗書だが、退屈しのぎに……」と断ってよこしてくれたのである。欧米における昨今のアインシュタインの盛名は非常なもので、彼の名や「相対原理」という言葉などが色々な第二次的な意味の流行語になっているらしい。ロンドンからの便りでは、新聞や通俗雑誌くらいしか売っていない店先にも、ちゃ...
更新日: 2023/04/13
decc031a3fabさんの感想

性差も含めて、個人々々の能力を伸ばすのには教師の認識を試験結果よりも広汎な基礎教育に向けさせ、子供たちに知識の歓びを通じて、社会への興味をそそらせることが教育の姿と言っている感じだ。女性に対する偏見というより、勉強するなとは言って居ないのだから、この意見はそのまま捉えるべきだろうな。