「夕凪と夕風」の感想
夕凪と夕風
ゆうなぎとゆうかぜ
初出:「週刊朝日」1934(昭和9)年8月1日

寺田寅彦

分量:約6
書き出し:夕凪《ゆうなぎ》は郷里高知の名物の一つである。しかしこの名物は実は他国にも方々にあって、特に瀬戸内海沿岸にこれが著しいようである。そうして国々で○○の夕凪、□□の夕凪といって他の名物を自慢するように自慢にしているらしい。普通は特有な好いものを自慢にするのだが、たまにはあまりよくない特色を自慢する場合もあるのである。アインシュタインが有名になりかけたころ、方々の国々で、彼は自分の国の出身であるといっ...
更新日: 2024/10/20
時間旅行者さんの感想

夕凪のないところで生活しているので、なかなか勉強になりました ラストの一文 これが発表されたのが昭和9年か… それから後の時代は懸念されていた以上の暴風になりましたよ、先生…