「青ひげ」の感想
青ひげ
あおひげ

楠山正雄

分量:約16
書き出し:一むかしむかし、町といなかに、大きなやしきをかまえて、金の盆《ぼん》と銀のお皿《さら》をもって、きれいなお飾《かざ》りとぬいはくのある、いす、つくえと、それに、総金《そうきん》ぬりの馬車までももっている男がありました。こんなしあわせな身分でしたけれど、ただひとつ、運のわるいことは、おそろしい青ひげをはやしていることで、それはどこのおくさんでも、むすめさんでも、この男の顔を見て、あっといって、逃げ出...
更新日: 2021/11/15
325fe3ae63d6さんの感想

こんな書き方していいのか…というくらい大雑把というかおおらかというか。 夢の中の物語のよう。 でも悪くない。 物語の結び的に教育的な説話に思えるが、主人公には特にペナルティは無い。 味わった恐怖がペナルティということか?

更新日: 2021/04/02
19双之川喜41さんの感想

 一部は ホラーと言えるけど 青ひげの妻が 塔の上から 兄達が救援に駆けつけるのを 待ち望み 羊の群れを 馬の土煙と間違えるなど ヤキモキさせる術は なかなかであると感じた。

更新日: 2020/05/04
d73766ba4309さんの感想

引き込まれる面白さがあった。 が、前半の余計な設定必要だったかな…?

更新日: 2017/10/31
e7514f174a53さんの感想

この話不気味で面白くて好きだー 普通のおとぎ話かと思いきや 地下室に死体って大分ショッキングだよね 奥さんが地下室の鍵を落とさなければどうなってたのかな

更新日: 2015/05/10
読書歴浅めの女さんの感想

私が最初に読んだ記憶ではグリム童話として紹介されていたと思うのですが、原作はペローシャルルだった事に納得いたしました。 あまりにも残酷な描写が目立ち、奥様が青ヒゲから追われる場面ではハラハラドキドキしました。 この話、穿った見方かも知れませんがもし、青ヒゲが殺人者ではなく奥様の狂言で青ヒゲの財産狙いだったのではないかと思いながら読むと、更に違った見方ができます。