「哀れなトンマ先生」の感想
哀れなトンマ先生
あわれなトンマせんせい
初出:「漫画 創刊号」1948(昭和23)年11月1日

坂口安吾

分量:約5
書き出し:「漫画」という変な雑誌へオツキアイするせいではありませんが、私は、どうも、ブンナグラレルかも知れませんが、帝銀事件というものを、事の始めから、それほど凄味のある出来事だと思っていませんでした。私が、ヒドイ奴だと思ったのは小平という先生で、この先生はイヤだった。どうにも、むごたらしくて、救いがない。まるで、それがオキマリのように、必ず女の子をヒネリ殺して、この先生は人間らしい苦しみは殆どもたなかった...
更新日: 2020/10/01
19双之川喜41さんの感想

 結果論というか 後だしジャンケンというか どうにでも解説してしまう。 「知性はある種のこと(女性関係)には実行力を与える」とうそぶくのには 吹き出した。 教養が 邪魔しないこともあると感じた。

更新日: 2017/04/12
d971905767a1さんの感想

犯人が凄くバカすぎた自分ならそんな一万七千円はほしくない。なぜならそんな額なのに重罪にされ捕まるから。

更新日: 2017/02/20
芦屋のまーちゃんさんの感想

凶悪事件の犯人を「トンマ先生」などと呼んでしまうなんて、安吾!お前大丈夫か?

更新日: 2016/12/03
bdd53005a915さんの感想

賢明は低迷して酩酊さえ終生の愚。 楽園で忘れられた蠱惑的な知恵の果実。

更新日: 2016/02/12
まきむらさんの感想

事件のあらましをしらないとなんのことだかわからないのでオイラにはさっぱりだった

更新日: 2015/10/23
4c60046db05eさんの感想

こんな見方があったのかとただただ驚き。社会的な害なのに人間性を見出した表現により、なんだか笑ってしまう。