この作家さんはよーく人間の事を見ていた人なんでしょう人物の心境や発言の表現がリアルだし解りやすくて一気にファンになりました!ラストでソノ子の桃割れ髪型が線路に轢かれる場面はソノ子のお尻の比喩が桃割れ髪型になって本当はパンスケを止めたいと思っている心情が現れていたり、ソノ子の桃割れ髪型が吹き飛んで髪がなくなったおかげで吾吉の言っていた事も実現されたという面白いオチで良かったです。そしてそれでも最後の最後までパンスケでお金を稼いでいくソノ子はとても強い女性ですね、なんだか時代性を感じずにはいられませんでした。