「安吾巷談」の感想
安吾巷談
あんごこうだん

01 麻薬・自殺・宗教

01 まやく・じさつ・しゅうきょう初出:「文藝春秋 第二八巻第一号」1950(昭和25)年1月1日

坂口安吾

分量:約28
書き出し:伊豆の伊東にヒロポン屋というものが存在している。旅館の番頭にさそわれてヤキトリ屋へ一パイのみに行って、元ダンサーという女中を相手にのんでいると、まッ黒いフロシキ包み(一尺四方ぐらい)を背負ってはいってきた二十五六の青年がある。女中がついと立って何か話していたが、二人でトントン二階へあがっていった。三分ぐらいで降りて戻ってきたが、男が立ち去ると、「あの人、ヒロポン売る人よ。一箱百円よ。原価六十何円か...
更新日: 2021/05/05
507959b4f52bさんの感想

これは、令和の現代人が、ぜひ読む一冊だと思う。必ず得るものがあると思う。

更新日: 2020/11/03
19双之川喜41さんの感想

 安吾は 中毒のとき 檀一雄と石川淳が 付き添ったという。 薬物依存自慢が 飯の種になる 妙な時代だった。 集団性中毒より ましだと 凄んで見せるので なんだかなあと 思わざるを えない。

更新日: 2019/12/18
3fb5267a3520さんの感想

仰天人生。今では全否定されます。 薬物依存症自慢です 皆早く死んでる

更新日: 2017/01/13
皮鳥さんの感想

無茶苦茶な飲み方だ! 読んでいると何だか良い楽しみの様に感じるが、現代人の視線に戻って見ると、凄まじい事をやっている

更新日: 2016/08/15
f399740ccaf4さんの感想

ヒロポンやアルコールや副作用の強い催眠薬のちゃんぽんで酔っ払っていたおじさん達の話。現代人の目から見るとそんな危ないことしなくても…と思う…