泉鏡花
主人公からすればお米さんは永遠の恋人、今は実家の旅館も頼りにしている旦那も亡くなった今、自分の妻にと思っても良いのだが永遠の恋人のままで想い続けたかったのかな?主人公は会いに行く一歩手前で雪に埋もれて亡くなったことを暗示しているが仮に無事でお米さんに会っても恋の発展は無さそうだ。
泉 鏡花の冬の作品には福井県がよく舞台になるけど、作者自身も思い出があり、福井の山々が好きなのかも