「雪霊続記」の感想
雪霊続記
せつれいぞくき

泉鏡花

分量:約19
書き出し:一機会がおのずから来ました。今度の旅は、一体はじめは、仲仙道線で故郷へ着いて、そこで、一事《あるよう》を済《すま》したあとを、姫路行の汽車で東京へ帰ろうとしたのでありました。——この列車は、米原《まいばら》で一体分身して、分れて東西へ馳《はし》ります。それが大雪のために進行が続けられなくなって、晩方|武生《たけふ》駅(越前《えちぜん》)へ留ったのです。強いて一町場《ひとちょうば》ぐらいは前進出来な...
更新日: 2024/07/31
8eb05d040692さんの感想

面白かった。そもそも列車が止まるような大雪の夜に徒歩で向かうなんて無謀。