役人には異動がつきものである。若手で3年、偉くなるとだんだん早くなる。専門性よりも、色々な部署を万遍なく経験を積む事が重視される。また法律は当然として、要綱要領などの各種規則で仕事をしている。チェックばかりしているので、書類のミスを発見するのが得意になる。省庁間の縄張り争いは顕著で、そのため予算のシェアはあまり変わらない。
現在にも十分に通用する名評論と思う。学生時代に,ある教授が民法の教材として,同じ著者の「民法雑記帳」を使用したことが,きっかけで,同時に復刻版として出版されていた本作品を読んだ。他にも多数の評論があるが,どれも,非常にユーモアがあって面白い。青空文庫で,この名著を読めるとは,驚きだった。