「明治美人伝」の感想
明治美人伝
めいじびじんでん
初出:「解放 明治文化の研究特別号」1921(大正10)年10月

長谷川時雨

分量:約53
書き出し:一空の麗《うるわ》しさ、地の美しさ、万象の妙《たえ》なる中に、あまりにいみじき人間美は永遠を誓えぬだけに、脆《もろ》き命に激《はげ》しき情熱の魂をこめて、たとえしもない刹那《せつな》の美を感じさせる。美は一切の道徳《どうとく》規矩《きく》を超越して、ひとり誇《ほこ》らかに生きる力を許されている。古来美女たちのその実際生活が、当時の人々からいかに罪され、蔑《さげ》すまれ、下《おと》しめられたとしても...
更新日: 2021/06/13
19双之川喜41さんの感想

 ゴシップ集です。 真似られてる本人を知らないのに 物真似を見せられて 当惑している感じです。 ただ 当時の大金持ちの介護の様子が 興味深く書かれています。 幕をめぐらし 数人で入浴させたそうで 大掛かりなものだと感じました。

更新日: 2015/09/06
919ce499875eさんの感想

時代を感じさせる独特の文章。ずらずらとやたら続いていて読みずらいときがある。 様々な世界の女性を 評価していて興味をひかれるところもあるが 退屈な箇所もあった。