でんでん虫は 尋ね歩く。 悲しみが 詰まっているかと。 皆 悲しみを 背負って 生きている。 「私の悲しみを 堪えていかなきゃ ならない」共に 堪える。
先の皇后美智子様が幼少期に読んで感銘を受けられたと聞き読んでみました。確かに悲しみは背負うと言うのが理解できる。詰まっていたのだろうけど、それなりに皆おおよそ等しく背負って生きているものとして、理解し受け入れて行く必要があると感じた。
友達のでんでんむしが言う言葉に、うなずきながら読んでしまいました。誰もがそれぞれに自分だけの悲しみを持って生きて行くのだ、ということ。寂しいような、でも救われたような気がしました。
すごく好きなお話しです。
カタカナでしゃべるでんでん虫を想像したらやたら可愛く感じる…!
デンデンムシという発想が いいなとおもいます。 生きていくということを 考えさせられる。 デンデンムシが いとおしくもなる。