「こわれ指環」の感想
こわれ指環
こわれゆびわ
初出:「女学雑誌」1891(明治24)年1月1日

清水紫琴

分量:約23
書き出し:あなたは私のこの指環の玉が抜けておりますのがお気にかかるの、そりやアあなたのおつしやる通り、こんなにこわれたまんまではめておりますのは、あんまり見つともよくありませんから、何なりともはめかへれば、宜しいので……ですが私の為にはこの指環のこわれたのが記念でありますから、どうしてもこれをはめかへる事が出来ないのです。ああ月日の経つは誠に早いものでこの指環をこわしてから、もはや二年越になります。そのうち...
更新日: 2022/04/01
4a359431673dさんの感想

短いからスグ読める。今の基準なら明治頃の男はアホに見えるが、当時としてはありふれたとこだろう