「虫喰ひ算大会」の感想
虫喰ひ算大会
むしくいざんたいかい
初出:「“虫喰ひ算”大會」1946(昭和21)年3月30日

海野十三

分量:約82
書き出し:自序本書の中に、「“虫喰ひ算”大會」の會場が、第一會場から始まつて第三十會場まである。われと思はん方は御遠慮なく、第一會場から出發して、智惠だめし根だめしをなされたい。「虫喰ひ算」とは、そもそもどんなものであるか。簡單にいへば、「虫喰ひ算」とは、虫に喰はれて判讀できない數字を、推理の力によつて判定する算數學のことである。但し學といつても、頭の芯がじーんと痛くなり、苦しみの外に何にもないといふやうな...
更新日: 2025/10/20
艚埜臚羇1941さんの感想

  算額には 数的な 論理を 展開する 思考力が 要求されるけど 虫食い算では 虱つぶしに 根気よく 数字を 代入して いけば 解けてしまう ことが あるには ある。一時期 虫食い狂が 目についた 小さなブームが あったような 気がするけど 今も 密かに 隠れた 流行りか どうかは わからない。町の 本屋さんで 類書を 捜して みたく なってきた。