「こま犬」の感想
こま犬
こまいぬ
初出:「現代」1925(大正14)年11月

岡本綺堂

分量:約28
書き出し:一春の雪ふる宵に、わたしが小石川の青蛙堂に誘い出されて、もろもろの怪談を聞かされたことは、さきに発表した「青蛙堂鬼談」にくわしく書いた。しかしその夜の物語はあれだけで尽きているのではない。その席上でわたしがひそかに筆記したもの、あるいは記憶にとどめて書いたもの、数《かぞ》うればまだまだたくさんあるので、その拾遺というような意味で更にこの「近代異妖編」を草《そう》することにした。そのなかには「鬼談」...
更新日: 2024/10/03
8eb05d040692さんの感想

怪談というよりは不可解な事件、結局は謎のまま。スッキリはしないが、それが余計にリアルさを増すと言うか…