「一枚絵の女」の感想
一枚絵の女
いちまいえのおんな
国枝史郎
分量:約13分
書き出し:
一ご家人《けにん》の貝塚三十郎が、また芝山内で悪事をした。一太刀で仕止めた死骸から、スルスルと胴巻をひっぱり出すと、中身を数えて苦笑いをし、(思ったよりは少なかった)でも衣更《ころもがえ》の晴着ぐらいは、買ってやれるとそう思った。歌麿が描いた時もそうだった。衣裳は俺が買ってやったものだった。春信が描いた時もそうだった。栄之《えいし》の描いた時もそうだった。衣裳は俺が買ってやったものだった。豊国が今...
作品詳細
作品を読む
更新日: 2022/04/07
阿波のケンさんさんの感想
仏の功徳が描かれている。
青空文庫ビューア Ad
Icons made by
Freepik
from
www.flaticon.com