「赤格子九郎右衛門」の感想
赤格子九郎右衛門
あかごうしくろうえもん
初出:「中学世界」1924(大正13)年6月

国枝史郎

分量:約38
書き出し:一江川太郎左衛門、名は英竜、号は坦庵、字は九淵世々韮山の代官であって、高島秋帆の門に入り火術の蘊奥を極わめた英傑、和漢洋の学に秀で、多くの門弟を取り立てたが、中に二人の弟子が有って出藍の誉を謳われた。即ち、一人は川路聖謨、もう一人は佐久間象山であった。象山の弟子に吉田松陰があり、松陰の弟子には伊藤、井上、所謂維新の元勲がある。所で江川太郎左衛門には一人の異色ある弟子があった。それは金限《かねもち》...
更新日: 2020/10/30
19双之川喜41さんの感想

 九郎が 得意な忍術を繰り出して カンボジアの王族を 助けるという筋立てで  話はあちこち するので  呆気に取られる。 仕込みの材料の  ほんの一部しか 使っていないような  感じは受ける。