「発明小僧」の感想
発明小僧
はつめいこぞう
初出:「モダン日本」1934(昭和9)年1月~6月

海野十三

分量:約26
書き出し:自動車用ペンキ爆弾《ばくだん》これは特種の赤ペンキをタップリ含んでいるピンポン球《だま》ぐらいの小球《しょうきゅう》にして、叩きつけると、すぐ、壊れるものなり。携帯に便にして、ポケットに四つや五つ忍ばせても大丈夫なり。その使用目的は、雨天の折など、向うから自動車が狭い路にも係《かかわ》らず泥をハネかしながらやってくるごとき場合に、「気をつけろ」と注意を与えても、先方が聞き入れざるときは、やむなくこ...
更新日: 2025/05/25
65c8aadc88adさんの感想

双之川喜1941  戯れの 文章ではあるけど 大切な メッセージと 思う。我が国を 資源小国と 見立てる 向きは 多いけど 実は 国民 ひとり ひとりの 頭の中には アイデイアという 見えない 資源が 詰まっているので 大国と 言えない こともない。発明は 試作品の 製作の 手間が 面倒であるけど 文案なら できる 人の ほうが 多数と 思われる。実現化した 発明品は もちろん そうではないものにも 隠された 意味が あると思われる。気楽に しつこく試してみよう。