岸田国士
半世紀以上前から 覚えているのは 蛇の「長すぎる。」である。 何処から読んでも 独特のユーモアがあって 楽しめる。 また 挿絵が 下手上手(へたうま)のようで 感心する。
家族の高校の教科書を読んでいたら、よく博物誌の名が出てきて気になったので読んでみることに。 せきれいの記述に共感。 蝶の表現がロマンティックだった。 ルナールの自然と同じ目線に立った文章が心地よく亦新鮮だった。 芥川龍之介などは原文で読んでいたのだろう。