「随筆難」の感想
随筆難
ずいひつなん
初出:「経済往来」1935(昭和10)年6月1日

寺田寅彦

分量:約12
書き出し:随筆は思ったことを書きさえすればよいのであるから、その思ったことがどれほど他愛のないことであっても、またその考えがどんなに間違った考えであっても、ただ本当にそう思ったことをその通り忠実に書いてありさえすればその随筆の随筆としての真実性には欠陥はないはずである。それで、間違ったことが書いてあれば、読者はそれによってその筆者がそういう間違ったことを考えているという、つまらない事実ではあるがとにかく、一...
更新日: 2021/06/04
19双之川喜41さんの感想

 寺田は 質の良い読者から 支持されていて 本当に幸せな方と 感じた。 寝言のような 随筆には 吹き出した。 句読点の 置き方も 難しいものがある。 読み手も 共に 楽しめれば やり取りの甲斐があろう。