「寺田先生と僕」の感想
寺田先生と僕
てらだせんせいとぼく
初出:「科学ペン」1937(昭和12)年12月号

海野十三

分量:約7
書き出し:題名ほどの深い關係もないのであるが、科學ペンからの求めで、已むを得ずペンを執る。僕が寺田先生を始めて知つたのは、多くの人がさうであるやうに、第一には「吾輩ハ猫デアル」の水島寒月に於て、また「三四郎」の野々宮理學士に於てである。これは書くまでもない至つて平凡なことである。只、その間、首くくりの力學には、始め滑稽を感じ、後學校で本物の力學を勉強するやうになつて畏敬と化した。首くくりはたしかに力學でもあ...
更新日: 2016/02/14
まきむらさんの感想

ほんの少しの縁なのに縁があるかのように依頼されたのか、どこかであの人の正体は海野さんだげなとバレたのか、当時の科学系小説繋がりだったのか、雑誌の内容がとても気になった(笑)