「人柱の話」の感想
人柱の話
ひとばしらのはなし
初出:「變態心理 第十六卷第三號」1925(大正14)年9月

南方熊楠

分量:約35
書き出し:(南方閑話にも收めたれど、一層増補したる者を爰に入る)建築土工等を固めるため人柱を立てる事は今も或る蕃族に行なはれ其傳説や古蹟は文明諸國に少なからぬ。例せば印度の土蕃が現時も之を行なふ由時々新聞にみえ、ボムパスのサンタルパーガナス口碑集に王が婿の強きを忌んで、畜類を供えても水が湧かぬ涸池の中に乘馬のまゝ婿を立せると流石は勇士で、水が湧いても退かず、馬の膝迄きた、吾が膝まできた、脊迄きたと唄ひ乍ら、...
更新日: 2021/01/14
人間さんの感想

人柱の例の紹介。そんだけ。

更新日: 2020/11/07
19双之川喜41さんの感想

 熊楠は 数か国の言語に 堪能である。 もちろん 和文についても 格調たかい文章を よくする。 義務教育修了程度では 無理なお方も いないでもなかろう。 英▫独▫仏等など その力を見込まれて 大英博物館の解説を書いていたという。 この人柱 範囲が広いなと 感じた。