「物理学革新の一つの尖端」の感想
物理学革新の一つの尖端
ぶつりがくかくしんのひとつのせんたん
初出:「大阪朝日新聞」1932(昭和7)年1月4日

長岡半太郎

分量:約12
書き出し:二十世紀は物理學革命の時期を畫してゐる。ニゥトン以來二百餘年、多少の波瀾を交へて徐々に進歩して來た物理學は、前世紀の末ごろ大なる障碍に逢うて、遂にその針路を轉換せねばならぬやう餘儀なくされた。分子や原子に關する研究は、在來の方法では始末に終へなくなつた。第一の暗礁は輻射に關する法則であつて、波長が短くなるに從つて、エネルギーは著るしく集積してくる結果を、古式の理論は提唱した。しかし實驗はこれに對し...
更新日: 2019/03/21
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金庫:核 商品:電子 比喩のセンス