麻雀は長らくやってないけど、読んでいてまた打ちたくなりました。 もちろん健全健康麻雀で。
私は 幸か不幸か 麻雀の 牌に 触れたことが ないので 適性を 欠いている との 自覚はある。我が国の 文芸的な 作品で 麻雀のことが 取り上げられたのは 漱石の 「満韓ところどころ」が 初めてかもしれないとする。それは 麻雀競技の 曖昧とした 印象を 数行 語ったにすぎないと いう。漱石が もし このゲームに 没頭していたなら 我が国の 文学的な 損失は 計り知れなかった かな。
菊池寛や古川ロッパと卓を囲めたら、さぞ楽しいでしょう。
総ルビの文章は 懐かしく感じる。 私は賭け事は 麻雀も含めて 一切しないので あまり同感することはない。 人声と 同様に 牌の音が 賑やかなのが良いとされるのには さもありなんと思った。 牌の木目を暗記して インチキに そなえるのは凄いものだと感じた。