プルウストの「回想」と言うもの完成の高さのベタ褒め。仏蘭西小説化の親しさ、拒絶の感情。 それを訳させた二人への感謝。謙虚で良い人と言うのがわかります。
基次郎は 読み手が それに 相応した 心象を 持っていないと もう駄目で 大層 進みが 悪かったと 読破できなかった 言い訳を 記す。著者の 文章にも そんな感じを 受けることが わたしは たまに あるので 親しみを 感じた。
最後から2行目を読んで大笑いした。潔い!!しかし、読み切っていないことを悪いこととはせず、なぜ読みにくいのかという点について考察し、一つの原稿にまとめるんだからすげえや。でも多分これ締切前日に書いたでしょ。お疲れ様です。
プルーストの「失われた時を求めて」、は読んでいない。聖書と同じで、いつか読もうと思うが、読めない。梶井君も全部読んでいないことは私の励みになる。
現代ではプルーストの代表作の タイトルは 「失われた時を求めて」 であって サブタイトルは記憶にない 当時はサブが 「失ひし時を索めて」 で表題は 「スワン家の方」 なんだ! ともかく長すぎて読む気がしない小説の上位にランクインする