「図書館に生きる道」の感想
図書館に生きる道
としょかんにいきるみち
初出:「図書館雑誌」1949(昭和24)年5月

中井正一

分量:約4
書き出し:図書館に生きる道中井正一人々が自然の美しさの中に見とれるということは、その中に定かではないが、漲っている深い秩序にあっと驚き、その中に、溶け入り、ともに秩序に諧和し、それと一つになり、力がぬけ、それに打ち委す心持ちのことである。この宇宙に対決するものにとって、一つの、そして、唯一つの驚きは、その中に、測ることのできぬ秩序が、厳しく、その道を辿っていることである。ときには、それが、混沌と偶然とに見え...
更新日: 2018/09/03
いちにいさんの感想

文字、言語は人間界の秩序 その背後にある「形」を高めることを 本質とするのが図書館の役割 形とは文字の始源である「文」を指す。悪書を駆逐し、良書に書かれた文章を世間に広めること。「形」の発展の形成とはそういう意味ではなかろうか?