「山男の四月」の感想
山男の四月
やまおとこのしがつ
初出:「イーハトヴ童話 注文の多い料理店」盛岡市杜陵出版部・東京光原社、1924(大正13)年12月1日

宮沢賢治

分量:約15
書き出し:山男は、金いろの眼《め》を皿《さら》のようにし、せなかをかがめて、にしね山のひのき林のなかを、兎《うさぎ》をねらってあるいていました。ところが、兎はとれないで、山鳥がとれたのです。それは山鳥が、びっくりして飛びあがるとこへ、山男が両手をちぢめて、鉄砲《てっぽう》だまのようにからだを投げつけたものですから、山鳥ははんぶん潰《つぶ》れてしまいました。山男は顔をまっ赤にし、大きな口をにやにやまげてよろこ...
更新日: 2019/10/25
19双之川喜41さんの感想

 賢治の作品としては 軽妙に コミカルに仕上がっている。 シナ人の物売りの陳は  秘薬 を飲ませて  大の男を小さくしたり なかなか 手の込んだ 手練手管を使うと思った。