都会の満員電車のことが出できた 社会学でいうところのパーソナルスペースを完全に無視した現象である 「過剰」な状態が押し黙ったままの憎しみ哀しみを毎朝夕産み出している 受身で不自由な人間集団が都会の知識人階級に存在する 「海はいいなあ」という自由で主体的な青年の感覚は宇宙が秩序と法則を持っていることを発見した初めての人間の感覚と同じであったろうに 過剰な意識は老いとともに鈍感して麻痺してしまう 言葉や思想を喪失した内弁慶な沈黙集団となってしまう
宇宙、自然、天地、強いカ、単純、山奥、二十万年、自由。 VS 東京、満員電車という人間の集合、過剰、瑣末主義的現実。