「花問答」の感想
花問答
はなもんどう
初出:「婦人之友 第二十九巻第十号」1935(昭和10)年10月1日

岸田国士

分量:約37
書き出し:一父は旅行、母は買物、兄は散歩といふわけで、珍しく民子《たみこ》一人が、縁側で日向ぼつこをしてゐるところへ、取次も乞はず、義一がのつそり庭伝ひにはひつて来た。「あら、だあれも出なかつた?」「呼んでもみなかつた。」「物騒ね。」「ねらつてゐる奴がゐるからな。」さう云つて、東《あづま》義《ぎ》一は、民子の顔をじろ/\見直した。「へえ、今日は日本の着物を着てるんだな。似合ふよ、なか/\。」「和服が似合はな...
更新日: 2020/04/19
ネモフィラさんの感想

圭吾さんが気の毒すぎます。