「計算は計算」の感想
計算は計算
けいさんはけいさん
初出:「別冊文芸春秋 第十九号」1950(昭和25)年12月25日

岸田国士

分量:約31
書き出し:一悪夢のやうな戦争がすんで、その悪夢の名残りとも思はれる重苦しい気分が、まだ続いてゐるいく年か後のことである。もう五十を二つ三つ越して、十年一日のやうな教師といふ職業に、すこし疲れをおぼえかけた守屋為助は、性来、ものごとにこだはらず、どこまでも善意をもつて人に接するといふ風な人物であつたにも拘はらず、近頃、ふとしたことに思ひ悩んで、めづらしく暗い顔を家のものにも見せるやうなことがある。A大学教授、...
更新日: 2025/08/24
艚埜臚羇1941さんの感想

  講義を 複写して 仲間に 売り捌く。学生を 教官室に 呼び 出して 問いただして 見て 検討のため 複写を 所望 すると 学生は 教官に コピーの 代金を 堂々と 請求する。 いわく 「計算は計算ですから」。その 学生が 世に出て 立派な 実業家に 為ったかは 書いてないので わからない。

更新日: 2021/03/15
b53e79cfe52cさんの感想

戦後の日常のなかで若者たちの気質の変化を古い価値観を持つ作者が評した作品。いつの時代も世代間の葛藤がある。今の時代にも、いやあらゆる時代において同じ事を感じるであろう。

更新日: 2021/03/14
いちにいさんの感想

結構題名の割りに面白い。寧ろ題名を変えるべきだ。そんな変なタイトルではなく、もっとカッコいいキャッチーなフレーズにしたら人口に膾炙した作品になったことだろう。残念だ。