「台川」の感想
台川
だいがわ

宮沢賢治

分量:約21
書き出し:--〔もうでかけませう。〕たしかに光がうごいてみんな立ちあがる、腰をおろしたみじかい草、かげろふか何かゆれてゐる、かげろふぢゃない、網膜が感じただけのその光だ、〔さあでかけませう。行きたい人だけ。〕まだ来ないものは仕方ない。さっきからもう二十分も待ったんだ。もっともこのみちばたの青いいろの寄宿舎はゆっくりして爽《さはや》かでよかったが。これから又こゝへ一返帰って十一時には向ふの宿へつかなければいけ...
更新日: 2025/07/27
7790bebd7327さんの感想

岩手県の名所、釜淵の滝を目指して遡る。宮沢賢治独特の表現が、道の険しさや綺麗さを感じさせていた。地質学にも精通しているのだろうと思いながら読みました