正岡子規
漠然(ばくぜん)とした印象ではあるけど 子規は 舌鋒(ぜっぽう)鋭く 切って捨てるような 文章が 多いような 気がする。病のためかは 判らないけど 論点を 少なからず はっきりさせる 効用は あるように 思う。「恋力」なる 造語(ぞうご)で 恋の 悪戦苦闘(あくせんくとう)に 位(くらい)を つけてみるなどは ユーモア 溢れると 感じた。
万葉集の歌の内容もコメディ要素の強いものが多く面白いのですが、著者のアンチ万葉集の批評家に対する万葉集擁護の意見もかなり面白いです。