「言はでものこと」の感想
言はでものこと
いわでものこと
初出:「都新聞」1924(大正13)年4月20日、22日

岸田国士

分量:約3
書き出し:言はでものこと岸田國士芝居と云ふものを強ひて「大勢」に見せるものと考へる必要はない。「自分たちの芝居」と云ふものがあつていゝ。「ほかのものには面白くない芝居」があつても仕方がない。先づ「これは芝居だ」と云へるやうな芝居が書きたい。「これも芝居だ」と云へるやうな芝居も書きたい。「これが芝居だ」と云へるやうな芝居は、一生のうちに書けるかどうか。「或こと」を言ふために芝居を書くのではない。芝居を書くため...
更新日: 2015/11/03
イリュージョン亭チェリスさんの感想

誰にでも読める戯曲は見るに堪えない芝居、格言。