「「せりふ」について」の感想
「せりふ」について
「せりふ」について
初出:「月刊文章講座 第一巻第三号」1935(昭和10)年5月1日

岸田国士

分量:約3
書き出し:舞台に於ける俳優の「白《せりふ》」については、今いろいろ考へてゐることもあるが、戯曲としての「対話」といふやうなことは、もう自分で意識することも厭になつてゐるので、わざわざ理窟をつける気がしない。若し参考になるなら、もう十年ばかり前に私の書いた「我等の劇場」といふ文章を読んで貰へばいゝと思ふ。しかし、折角の注文ではあるし、重複するかも知れないが、「劇の文体」といふことで少し述べてみよう。戯曲は、昔...
更新日: 2018/04/16
イリュージョン亭チェリスさんの感想

素晴らしい戯曲論。