「アカデミイの書取」の感想
アカデミイの書取
アカデミイのかきとり
初出:「ふらんす 第五巻第一号」1929(昭和4)年1月1日

岸田国士

分量:約5
書き出し:ナポレオン三世の宮中では、皇后ウージェニイを中心に、当時の錚々たる文学者を交へた特色のある集会が行はれたが、その席で、何時からともなく、「秘書役ごつこ」といふ遊戯がはじまつた。ある日のこと、プロスペエル・メリメが出題者になつて、有名な「アカデミイの書取」をやることになり、競技者を募つたところ、出題者が出題者だけに、多くの廷臣たちは、いろいろ口実を設けて、尻ごみをするばかりだつた。兎も角、勇敢な連中...
更新日: 2017/06/25
9faefe98cbdeさんの感想

年下に教えを乞う姿は素晴らしいと思った。私はプライドや恥で動けないかもしれないから。 半分近くが書き取り問題のページで少し読み応えが無くて残念だった。私にフランス語の知識があればまた別なのだろうが。