「秋田街道」の感想
秋田街道
あきたかいどう

宮沢賢治

分量:約5
書き出し:どれもみんな肥料や薪炭をやりとりするさびしい家だ。街道のところどころにちらばって黒い小さいさびしい家だ。それももうみな戸を閉めた。おれはかなしく来た方をふりかへる。盛岡《もりをか》の電燈は微《かす》かにゆらいでねむさうにならび只《ただ》公園のアーク燈だけ高い処《ところ》でそらぞらしい気焔《きえん》の波を上げてゐる。どうせ今頃《いまごろ》は無鉄砲な羽虫が沢山集ってぶっつかったりよろけたりしてゐるのだ...
更新日: 2023/09/13
8eb05d040692さんの感想

夜明け前の情景表現はキレイなんだけど、分かりづらい箇所あるかな。 正直な感想です

更新日: 2020/10/08
19双之川喜41さんの感想

 盛岡の小岩井農場あたりを 出発して 葛根 田川 の河原を 通り 安山岩の 柱状や 板状の節理をみて 雫石川の 石垣は みたような 気が してしまう。 独特な文体は  似つかわしいと感じた。

更新日: 2017/01/12
katayon81201さんの感想

詞のような文章だな、というのが一番感じたこと。 辺りの自然や人間の様子を、独特の感性と言い回しでリズム良く表現していて読みやすく気持ちよい。時折出てくる月見草に惹かれた。

更新日: 2016/11/22
bdd53005a915さんの感想

止まらない流れ。泡沫の夢。

更新日: 2016/10/28
さよならさんの感想

幻想的で、読む事に目の前に世界が広がるようだった

更新日: 2016/02/13
まきむらさんの感想

道すがらのスケッチ風味